息子と歩む少年サッカー

小3から少年団に加入した息子のサッカーを記録するブログ。おやじはサッカー初心者。

強いキックが少しづつ

たけしはドリブルシュートなど、動いているボールを強く蹴るのが苦手。


年末年始も毎日練習していたんですが、どうしてもボールの上を蹴ってしまいゴロゴロシュートになってしまいます。


止まっているボールのキックはまだマシなんですが…


こういう状況を打開すべく、新しい練習を導入して一週間。


平日の自主練習も蹴り続けたことで、少し改善の兆しが見えてきました。



●たけしが動いているボールを強く蹴るために気をつけること


1.ボールの右側を蹴る


→駄目なときはボールの左側を蹴るような形でスカることが多い。
助走はボールに向かってまっすぐ入るのではなく少し右側から膨らんで入ることを強く意識する


2.蹴る足は横振りのイメージで


→縦振りで蹴ってつま先でボールの上を蹴るような形でスカることが多い。
蹴り脚は横振りのイメージでボールの右側を強く叩くことを意識する


3.重心は低いまま蹴る


→蹴る瞬間にお腹が上を向いてしまう(上半身が浮いてしまう)ことで力が入らずにスカることが多い。
助走から蹴り終わるまで、重心を低く、細かくステップを踏むことを意識する。


4.軸足の踏み込みをしっかり


→軸足の置き位置がボールから離れてしまいボールの上を蹴る、ボールの左側を蹴るような形でスカることが多い。
動いているボールの動きを予測して(追いついて)しっかりボールの横に軸足を置けるように深めに踏み込むことを意識する。


これら1〜4を意識するために以下の練習をやってみました。


置いてあるコーンから右脚のアウトサイドで軽く真横(右側)に2メートルほど転がしたボールに追いつき、ゴール(ターゲット)の左側を極端に狙って蹴る、という練習です。


ゴールの左側を極端に狙って蹴る、という点がポイントで、気をつけること1〜4のどれかができないと左側には蹴れません。


ゴロゴロでも良いからとにかく極端に左側へ強く蹴ることで、気をつけること1〜4が身につくようで。


今日の朝、一週間ぶりに見たら、たけしはゴロゴロでは無く強い浮いたシュートが撃てるようになっていました。


この感覚を身につけるとドリブルで直進してからのシュートにも応用できるようで、ドリブルシュートもずいぶん良くなっていました。
(まだスカることはありますが…)


年末年始より明らかに良くなってきているのはたけしも実感しているようで、強く蹴れるの気持ちいいわー!と練習が楽しい様子。


これからしばらくこの自主練習を続けていこうと思います。

ボール

サッカー少年はみんな持ってるボール。


たけしは最近、ボールが汚れているか(はげているか)によって練習してる奴かどうかが分かるとか言い出した。


ボールがキレイなのは練習してない証拠でかっこ悪いと。


確かに自主練習してない子のボールはキレイだけども。


まあ、平日にどれだけ自分でボールを触れるか・蹴れるかが勝負だと思ってくれたらいいか。


緊急事態宣言の影響でチームの練習や試合がどんどんできなくなっていきそうです…。

練習試合でできたことと課題

今日はたけしのチームは練習試合。


隣の県の強豪チームとAチームBチーム交互に15分1本勝負で5試合ぐらいづつ。 


たけしは今日もBチーム。
ポジションはいつもの真ん中だけでなく右サイド、右サイドバックなどにもチャレンジ。


Bチームは今まで勝てなかった強い相手に今日は何度か勝てて手応えありの練習試合だった。



これまでたけしはボールを持つとすぐにパスを出すばかりでスペースがあってもドリブルが選択できないという課題があり、年末年始にこの点は確認・練習をしていたが、今日のたけしはこれまでになく積極的にドリブルを仕掛けてチャレンジしていた。


特にペナルティエリア手前で受けた際にパスを選択せずダブルタッチで抜きに行ったのは、結果としては抜けきれず失敗だったがこれまでにない仕掛けだったのでその挑戦を褒めてあげたい。


ただ、これまでのたけしの良さであった球離れの良さがなくなってしまった気もする。


・ドリブルはスペースが空いている時に。
スペースが無いときはこれまで通り球離れよくパスを選択する、といったプレーの選択・判断の向上
(判断が悪くこれまでできていたパスがワンテンポ遅れるシーンも)


・ドリブル後のプレーの質を上げる。相手をひきつけつつ、相手が寄り切る前にパス展開を成功させるなど、まだ慣れてないドリブル後のプレーが雑になる傾向があるのでそこの向上(そもそものドリブル技術やトラップの向上により余裕を作り出す)


・ドリブルに意識が強すぎて視野が狭くなり、空いている逆サイドへ展開できる良さが無くなっていたので、プレー前の視野を広く持つ


これらが次の課題になるか。


また、年末年始に練習を重ねたキック力の向上についても少しではあるが成果が出てきた。


右サイドから浮き球のセンタリングを上げたり、逆サイドまで届く強いクロスを何本か出せた。
これも、これまでに見られなかったプレーなので練習の成果として褒めてあげたいと思う(まだまだ強く蹴りたいので継続課題ですが…)


スローインも向上しており、強く遠くへ投げることができたし、縦に投げるフェイントから中へ放り込むんでチャンスを作るスローなど、効果的なスローインができていた。


他の見えた課題としては


・キックフェイントに過剰にビビる癖。
ボールが当たる痛さより、キックを通されたりシュートを打たれたりするほうが痛いだろうに…。
意識の問題なので動画を見せながらたけしと話してみたい。


・体が大きく速い相手へのドリブルに脚がついていかないシーンが多い。抜かれそうになると上半身だけで追いかけてしまう。
ここは日々のラダーを繰り返してステップワークやアジリティを上げていくしかないか。


惜しいシュートやアシストになりかけたパスも何本かあったが、今日はノーゴール、ノーアシスト。


練習の成果が試合で出せた点、出てきた次の課題、まだまだ継続してやらないといけない基礎技術の課題など、おやじ的には見ていて面白い試合でした。


緊急事態宣言でこれから試合ができるか分かりませんが、次の試合までに今日の試合をたけしと整理して日々練習していってほしいと思います。