息子と歩む少年サッカー

小3から少年団に加入した息子のサッカーを記録するブログ。おやじはサッカー初心者。

試合ばかりでうまくなるのか?!

たけしのチームは試合が多い。

平日も組まれたりする。

本当に多い。


個人的には試合の中でしか身につかないことは多いと思うし、練習の成果も試合で出せてこそだと思うので試せる機会が多いことは大歓迎だ。


しかし、本当に試合ばかりで上手くなるんだろうか?

チームでの練習日はいらないのか?

という疑問はサッカー初心者ながら思ったりもする。


チームメンバーはみんな間違いなく上手くなってるし、チームも強くなっている。


ただ、あまり変わってない選手もいれば、

一ヶ月前には見せなかったプレーを試合で見せるようになっている選手もいる。

差がでてきているのも事実だ。


大事なのは、いかに平日に課題を持って自主練習やスクールでの練習をするか、である。

伸び率の違いはまちがいなく平日にある。


試合をたくさん組んでもらえるのは強豪チームならではの特権。

ならば、それを最大限活かすべく、個人のスキルは平日に磨けばいい。


たけしは、1月からずっと


・キック力の強化

・正確なトラップとパス

・スペースを見つけて運ぶ・受けるの判断


この3つを平日の個人練習とスクールでやってきた。


特にキック力の強化は試合で成果をどんどん出し始めており、

ミドルシュートやDFの頭を超す長い距離のパス、サイドからのセンタリングなど、12月まではまず見られなかった力強いキックが試合で出せるようになってきたのは大収穫。


スペースを見つけたら自分でドリブルで運び、敵を引きつけてからパスを出すプレーや、まさかのハーフウェイライン付近からドリブル独走ゴールなど、スペースがあれば自分で運ぶ動きも試合で見られるようになってきた。


ここ2ヶ月の平日の練習の成果が試合で出せるようになってきた明らかな成長である。


これからも「どんなプレーが試合でできるようになりたいのか」をたけしとよく話し合いながら、平日に取り組む練習を逆算して考えていきたいと思う。


本当は強豪チームの活動にさえついていけば自然と上手くなるのが親としては一番ラクだし理想だと思うんですが…。


チーム内の競争に勝つには個人の努力が絶対に必要だと思うのでたけしと一緒に頑張っていきたいと思います。

練習の成果

土日は2日とも練習試合。


たけしはサイドバックでの起用が増えて良い動きが増えてきた。


高い位置から相手のトラップ際を狙ってプレスをかけて奪いきる、思い切ってパスカットに飛び出して成功する、といった積極的なディフェンスができる点は他のサイドバックのメンバーと違う良いところ。


相手ボールの際も高い位置からチャレンジ&カバーを上手く使って守るので、奪ってすぐカウンターになりやすく、チーム全体も攻勢になる。


ずるずる下がるディフェンスをしてしまう選手が多い中、思い切って前で守れる、ぶつかっていけるところはたけしのストロングポイントだ。


ただ、カットを狙って前に出た時にボールに触れなかったり、相手にかわされたりすると、一気に裏を取られる形になり大ピンチになる。


今後は前に出るタイミングと待つタイミングの判断を上げていきたい。
センターバックの位置をよく見ておくことも重要で、チャレンジに行っても良いタイミングか、体制が整っていないなら待って時間を稼ぐべきかも判断したい。


攻撃時は起点として後方から余裕を持ってプレーできてきた。


逆サイドへ展開したり、同サイドのハーフへ繋いだりと、落ち着いてパスを回せていたし、スペースがあれば自分で運んでからパスを出せていた。


同サイドのハーフへ繋いで終わらずに、もう一度受けてフォローできる位置に動き直す、パスを受けたハーフがキープ状態になりそうならオーバーラップをしかける、といったパス&ゴーが効果的にできるとなお良くなるか。


今週の試合で1番嬉しかったのは、1月からずっと自主練を続けてきたキック力向上の成果が試合で出たこと。


右サイドを縦に抜けてからしっかり強いセンタリングを何度か上げられたこと。


ゴール前中央のこぼれ球をペナルティエリア外から思い切って撃ち、ゴール上部バー直撃できたこと。


このあたりのプレーはこれまでのたけしにはまず見られなかったキック力のある力強いプレーだった。


コーチからも良いプレー!と声をかけられる場面も増え、プレー時間もかなり長かった2日間。


2月はまだ試合がいくつもあるので、この調子で良いプレー、良いチャレンジをつづけていってほしい。

サイドバック

今週は珍しく土日ともに練習。


たけしは最近、サイドバックをやることが増えてきた。


攻撃時は前の仲間がキープしている際のフォロー、そこからのパス展開、ボールキープしている選手を追い越してオーバーラップといった動きを学習中。


バックはハーフよりも相手からのプレッシャーが少なく余裕をもって(視野を広く持って)ボールを受けることができるので、攻撃を組み立てる楽しさがある様子。


守備時は裏をとられないように気をつけつつ、相手のサイドハーフへ入るボールのパスカットを狙ったり、味方のハーフへ指示を出してチャレンジ&カバーで奪う動きを学習中。


攻撃も守備も大事なのは声。


大きく分かりやすく味方に後ろから指示を出すことが大事。


正しい判断なのに自信がなくて声が小さかったり、良い位置に顔を出してるのに声かけが足りずにボールが出てこなかったりと、「声かけ」の課題はまだまだ多い。


また、ディフェンスなのでピンチ時にシュートを撃たせない(最後に足を伸ばしてブロックする)、ドリブルしてくる相手を中に行かせないといった「当たりの強さ」や「球際」のディフェンスを身につけてほしい、とも思う。


ディフェンスはそこでやられると即失点なので…。


とはいえ、


もともとディフェンス意識は高いし、長短のパスが得意で、球離れの良い(シンプルにプレーできる)選手なので、ハーフよりもボディコンタクトが少ない分、体の小さいたけしはサイドバックに向いているのかもしれない。


適正は分からないけど、ポジションを変えることで、色んなことを学べる良い機会になっています。